小説のジャンルの中でSFものというのがあります。
日本でもそれなりに需要があるジャンルで僕も昔から好んで読んできました。

「時をかける少女」や「タイムマシン」など誰でも一度は触れたことがあるんじゃないかな? 


そのSFですが、日本では近年ライトノベルというくくりで書かれることが多くなっていました。

ライトノベルというのは中学生から高校生あたりの十代の皆さんをターゲットにしたジャンルで、アニメっぽい挿絵を多用しています。

アニメの世界がSFの主戦場の一つになったのは結構昔のことだから、この流れも自然なことだったのかもしれませんねw


しかし、僕はこのせいで2000年代からの日本のSFに触れる機会が減ってしまっていました。

アニメっぽい表紙のライトノベルですが、その絵がちょっとHなんですよねw

家族の目が怖くて、本棚に並べる勇気がなかったのです。


 先日、近所の古本屋に行ったときにこんな本を見つけました

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アニメテイストだけどHではない!

400円と古本にしては高かったのですが、状態も良かったのですぐ購入を決意しました。


一冊を読み通してみて特に印象に残ったのが、長谷敏司さんの『地には豊穣』

この方は『円環少女』(サークリットガールと読む)という作品を角川スニーカー文庫から出版されているSF作家だそうです。

この『地には豊穣』ですが、これがしっかりとした面白い作品でした。

テーマはずばりナショナリズムについて!

昨今、大きく世の中でとりあげられている問題ですね。
すぐ目の前にあるテーマに対してSFというジャンルを通して力強くアタックしています。

まぁ、実際はそんなことはどうでもいいのですw

この作品は風景の描写がとても優れていたように感じました。
物語のクライマックスで描かれる桜の姿に、ただ感動してしまいます!

美しいものって、素晴らしいよね・・・

まとめると、最近の日本のSFも素晴らしい作品があるな、ということ。
あと、食わず嫌いは良くないね、っていうことw

本棚にこれでもかってくらいラノベを並べてやるぜ!


最後に現在のmiyauchiのステータスを

poe duelist10



次回は再びPOEについて、スキルジェムと装備関係のことについて書きたいと思います。

読了ありがとうございました。
 

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