前回の続きを
『羽生VS佐藤全局集』を手にした僕でしたが、結論からいうとここではそれほど強く佐藤9段に惹きつけられることはありませんでした。
理由はいくつかあります。
一つはやっぱり羽生さんの方が上をいっているという印象が強かったということ。
また別の理由としては佐藤先生はオールラウンダーではありますが、やはり居飛車を指すことが多く、四間飛車しか指せなかった僕からすると少し近寄りがたかったということ。
そして最大の理由は、初心者でしかなかった僕にはこの本が難しすぎたということですw
結局そのときはこの本にあまり手をつけないまま返却してしまいました。
そんなこんなでしばらく将棋を勉強しているうちに 、自分は四間飛車をはじめとする振り飛車戦法よりも居飛車戦法の方が性に合っていることに気が付きました。
居飛車には棒銀という作戦があり、これが大変わかりやすいんですねw
居飛車を指すようになった僕は、部内では相変わらず最弱でしたが、インターネット等ではぼちぼち勝ち星をもぎとることが多くなっていきました。
しかし、そのまますんなり勝ち続けられるほど将棋は甘くありません。僕はすぐに次の壁にぶち当たることになりました。
それが早石田という振り飛車戦法です。
詳しい説明は省きますが、これは奇襲戦法の要素を含んでおり、正しい手順を続けないとたった30手ほどで負けになってしまうという恐ろしい戦法です。
僕はこの早石田の前に幾度となく苦渋を飲まされることになりました。
さて、さすがに何とかせねばなるまいと考えた僕は、グーグルを使って早石田の対策をすることにしました。
その時、あるサイトで紹介されていた棋譜が下の動画のものです。
この動画の羽生さんちょっと怖いですねw
上の動画は早石田の完全な対策としては、僕には不十分でした。
しかしこの棋譜の中で後手番をもった佐藤康光棋聖の圧巻の指しまわしは、まさに電流が走るといったもので、この時から僕は佐藤康光九段のとりことなったのです。
今回はこのあたりで、次回は佐藤康光九段の人物像や将棋について書きたいと思います。
読了ありがとうございました。
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『羽生VS佐藤全局集』を手にした僕でしたが、結論からいうとここではそれほど強く佐藤9段に惹きつけられることはありませんでした。
理由はいくつかあります。
一つはやっぱり羽生さんの方が上をいっているという印象が強かったということ。
また別の理由としては佐藤先生はオールラウンダーではありますが、やはり居飛車を指すことが多く、四間飛車しか指せなかった僕からすると少し近寄りがたかったということ。
そして最大の理由は、初心者でしかなかった僕にはこの本が難しすぎたということですw
結局そのときはこの本にあまり手をつけないまま返却してしまいました。
そんなこんなでしばらく将棋を勉強しているうちに 、自分は四間飛車をはじめとする振り飛車戦法よりも居飛車戦法の方が性に合っていることに気が付きました。
居飛車には棒銀という作戦があり、これが大変わかりやすいんですねw
居飛車を指すようになった僕は、部内では相変わらず最弱でしたが、インターネット等ではぼちぼち勝ち星をもぎとることが多くなっていきました。
しかし、そのまますんなり勝ち続けられるほど将棋は甘くありません。僕はすぐに次の壁にぶち当たることになりました。
それが早石田という振り飛車戦法です。
詳しい説明は省きますが、これは奇襲戦法の要素を含んでおり、正しい手順を続けないとたった30手ほどで負けになってしまうという恐ろしい戦法です。
僕はこの早石田の前に幾度となく苦渋を飲まされることになりました。
さて、さすがに何とかせねばなるまいと考えた僕は、グーグルを使って早石田の対策をすることにしました。
その時、あるサイトで紹介されていた棋譜が下の動画のものです。
この動画の羽生さんちょっと怖いですねw
上の動画は早石田の完全な対策としては、僕には不十分でした。
しかしこの棋譜の中で後手番をもった佐藤康光棋聖の圧巻の指しまわしは、まさに電流が走るといったもので、この時から僕は佐藤康光九段のとりことなったのです。
今回はこのあたりで、次回は佐藤康光九段の人物像や将棋について書きたいと思います。
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