MMOの話
基本無料のMMOってありますよね。
インストールしてプレイするのは無料だけど、お金を払うことによってゲームプレイが有利になるというアレです。
僕はちょっと課金するタイプのプレイヤーで、武器やステータスに関係するアイテムを買うことはないけど、キャラクター枠の増加やインベントリの増築にはお金を払います。
僕がMMOをプレイする目的は、実生活と全くコミュニティをゲーム内で築くのが楽しいからです。
例えば、ギター教室に通うとして、そこに集まる人って職場(学校)で空間を共有している人々とまた違った感性を持ってますよね。
そうやって気軽に新しい友人を得られるのが楽しい。
プレイしたことない人からすると、ちょっと不健康に思われるかもしれないけど(笑)
だから、本当はゲーム内のフレンドとオフ会なんかに行って、一緒にお酒を飲んだり釣りをしたり、そういったこともしたいなって、思うこともあります。
だけど、MMO内でのコミュニティをゲームの外に持ち出すのを嫌うプレイヤーも多いから、そういう人を気遣って言葉に出しません。
思い出のプレイヤー
前にとても仲の良いフレンドがいました。
その人は所謂ヒーラーをしている人で、ギルドには属さずにプレイしていました。
僕が声をかけると、都合のつくときはいつも一緒にプレイをしてくれて、二回目になるけど、とても仲が良かったんですね(笑)
ある日ふと思いついて、その人を僕が所属していたギルドに誘いました。その人は二つ返事で了解してくれて、晴れて同じギルドの一員になりました。
しかし、僕と合うからって、僕の所属しているギルドの人たちとも合うとは限らない。
色々いざこざがあって、結局その人はギルドを抜けて、ゲームの中にも姿を現さなくなりました。
僕は「悪いことしちゃったな」と思い、一言謝りたかったのですが、所詮ゲーム内でのつながりなので連絡をとる方法もなく、なんとなく暗い気持ちになっていました。
それから2週間ほど後、その人がまたinしました。
僕がなんと声をかけようか迷っていると、その人から無言でPTの申請がきました。
僕はその申請を受け、その人と会話しました。
そのゲームを引退しようということと、ギルドの人達にうまく取り繕っていて欲しいということを伝えられ、僕は「わかりました。」と返事をしました。
それでは、とその人がログアウトしようとした時に、我慢できなくて、僕は一言声をかけました。
「〇〇さんとプレイしてた時間は本当に楽しかったです。ありがとうございました。」
キーを打ってから、ひどいな、と思いました。さすがにクサすぎますね(笑)
ですが、
「それは、私も同じさ。」
と返事をしてくれました。
その人とはそれっきりです。
こうやってMMOで知り合った人というのは、あっけなく別れてしまうものです。
連絡先も顔もわからないし、せいぜいがスクリーンショットを見て懐かしむ程度です。
それでも、例えば子供の頃の記憶みたいに、たまにその人や出来事のことを思いだすんですね。
今回は以上で!
読了ありがとうございました。
基本無料のMMOってありますよね。
インストールしてプレイするのは無料だけど、お金を払うことによってゲームプレイが有利になるというアレです。
僕はちょっと課金するタイプのプレイヤーで、武器やステータスに関係するアイテムを買うことはないけど、キャラクター枠の増加やインベントリの増築にはお金を払います。
僕がMMOをプレイする目的は、実生活と全くコミュニティをゲーム内で築くのが楽しいからです。
例えば、ギター教室に通うとして、そこに集まる人って職場(学校)で空間を共有している人々とまた違った感性を持ってますよね。
そうやって気軽に新しい友人を得られるのが楽しい。
プレイしたことない人からすると、ちょっと不健康に思われるかもしれないけど(笑)
だから、本当はゲーム内のフレンドとオフ会なんかに行って、一緒にお酒を飲んだり釣りをしたり、そういったこともしたいなって、思うこともあります。
だけど、MMO内でのコミュニティをゲームの外に持ち出すのを嫌うプレイヤーも多いから、そういう人を気遣って言葉に出しません。
思い出のプレイヤー
前にとても仲の良いフレンドがいました。
その人は所謂ヒーラーをしている人で、ギルドには属さずにプレイしていました。
僕が声をかけると、都合のつくときはいつも一緒にプレイをしてくれて、二回目になるけど、とても仲が良かったんですね(笑)
ある日ふと思いついて、その人を僕が所属していたギルドに誘いました。その人は二つ返事で了解してくれて、晴れて同じギルドの一員になりました。
しかし、僕と合うからって、僕の所属しているギルドの人たちとも合うとは限らない。
色々いざこざがあって、結局その人はギルドを抜けて、ゲームの中にも姿を現さなくなりました。
僕は「悪いことしちゃったな」と思い、一言謝りたかったのですが、所詮ゲーム内でのつながりなので連絡をとる方法もなく、なんとなく暗い気持ちになっていました。
それから2週間ほど後、その人がまたinしました。
僕がなんと声をかけようか迷っていると、その人から無言でPTの申請がきました。
僕はその申請を受け、その人と会話しました。
そのゲームを引退しようということと、ギルドの人達にうまく取り繕っていて欲しいということを伝えられ、僕は「わかりました。」と返事をしました。
それでは、とその人がログアウトしようとした時に、我慢できなくて、僕は一言声をかけました。
「〇〇さんとプレイしてた時間は本当に楽しかったです。ありがとうございました。」
キーを打ってから、ひどいな、と思いました。さすがにクサすぎますね(笑)
ですが、
「それは、私も同じさ。」
と返事をしてくれました。
その人とはそれっきりです。
こうやってMMOで知り合った人というのは、あっけなく別れてしまうものです。
連絡先も顔もわからないし、せいぜいがスクリーンショットを見て懐かしむ程度です。
それでも、例えば子供の頃の記憶みたいに、たまにその人や出来事のことを思いだすんですね。
今回は以上で!
読了ありがとうございました。